サツマイモの生育と地温の関係に関する論文まとめ

昨今、真夏日・猛暑日が続出し、合わせて地温も非常に高くなります。昨年は高温が原因ではないかと思われる障害が多く発生していました。サツマイモは熱帯性の作物とはいえ、高すぎる温度には対応しきれないようです。

サツマイモの生育と地温の関係に関する論文をいくつか調べてみました。

品種間の差異はありますが、32~33℃あたりを超えると収量や品質に悪影響がでるようです。
また、夜間が高温だとデンプンの蓄積に悪影響があります(この辺は昼夜寒暖差があるほうが美味しくなるという話に繋がるところだと思います)。

昨年産は内部褐変症が多く出ていましたが、これは成熟期に発生する障害で、この時期に塊根が旺盛に肥大すると発生が助長されるとのことです。昨年は成熟期(9月以降)も気温が高い日が続き、降雨量もあったので、イモの肥大は良かったですが、それが逆にアダとなったように思います。今年も同じように気温が高いのであれば、天候や肥大状況などを見ながら、少し早掘りした方が良いかもしれません。

また、今後は、黒マルチではなく白やシルバーのマルチを使用することも、積極的に考えていかないといけないように思います。